コーポレートヴィジョン
“グローバルでトラディショナルな”デベロッパー
世界には色んな“人”、建物、景色、街、があり、それぞれの多種多様な共存がそこにはあります。わたしたちは、そこに暮らす人々とその美しい物語に寄り添い、受け継がれる伝統と技術の中で存在する建物に魅了され、遥か彼方の街の変遷に心躍らせ、連綿と続く歴史を誇る国の風景に感銘を受けるのです。
私たちが大切にしている価値観それは、伝統は革新の連続の先にあるということ。だから進化を止めない。覚悟を持ち、世界中のあらゆる地で人と繋がり、歴史をつないでいくのです。
コーポレートカルチャー
“ものづくり気質”
私たちは、私たちが創る全ての建物を使用し、所有する顧客の満足度を上げることを第一の喜びと考えます。
その全ての建物に携わる開発チーム、職工、設計士、現場管理人、デザイナー達の情熱の共有や、不断の努力や、
オフィスや現場のそこら中何時でも巻き起こる議論が、絆を築き互いの成長を育んでいるのです。
その姿勢やマインドに裏打ちされた技術や、情熱が私たちの建物である作品を生み出している。
私たちのチームの経歴は、専門的な技術者では
ありません。元ケーキの販売員だったり、保険
の外交員だったり、Webデザイナーだったりし
ますが、私たちの研修プログラムを習得し、品
質への深いこだわりや、細部にわたる気遣い、
好奇心、想像力、独創性を身に付けていきます。
私たちリスジャパンでは、現場での実践を通じて
建物の創り方を学びます。
まずは私たちが求める厳格な基準を満たすために
日々、現場の監理者との共通認識や協調を積み上
げていきます。
交通ガードマンとのコミュニケーションも現場近
隣の住人の“安心・安全”にとても大切なことです。
施工面においては、試験杭のときの地盤や、杭芯出し、支持層の工質基準のN値50以上の土の性質を色を形状を、手の感触で学びます。
鉄筋はRC造の建物にとっていわば“骨”です。重要な背骨である太い主筋を圧接した継目の膨らみの長さ、直径、偏心をじっと観察して、不良がないか確認します。
コンクリートは、RC造の建物にとっての“筋肉”です。そのコンクリートを流し込む際にポンプから放出される生コンの放物線を観察し平面上での一定直線までの距離と速度で粘性や水分量を感覚で知るのです。そうした経験がスランプ試験では表れない黄金の数値を教えてくれるのです。
スラブ床の配筋の下に溜まるゴミや木片を丁寧に拾う作業も、コンクリートに不純物が混入し、筋力を弱めるのを防ぐためです。躯体を造る工程で生コンを型枠に流し込んで固めるのですが、中が配筋されているので、生コンが全体に流れ込みづらいため、棒状バイブレータを使ったり、ジャンカや空隙等の充てんや不良、コールドセメントの防止を意識しながら木追をたたき、その音や感触で型枠の中に生コンが均一に行き渡っているかを感覚で学ぶのです。
コンクリートは水と化学反応を起こして固くなるのですが、水分との化学反応は施工後ゆっくりと進んで行き、28日前後で約80%の化学反応が完了します。その後、何十年もかけてゆっくりと本来の100%の強度になるのです。
全神経を集中させてその過程をじっと見守りながら、思いを寄せるのです。
私たちの仕事の本質はいつも現場にある。
建物に対するどこまでも真っ直ぐな姿勢には、
専門的な技術を遥かに超えるハートが宿る。
私たちリスジャパンでは構成される全ての社員ひとりひとりに
“ものづくりの気質”が遺伝的レベルで刻まれていくのです。